日刊 あおのうま Vol.1251(2014.07.01)【No more wars.】

投稿者: | 2014/07/01

改憲 と 前例


臨時閣議で憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使を容認することが決定されたそうですね。

これまでは、「俺からは手出ししねぇよ」と言っていたわけですが、今後は「ツレが喧嘩始めたら、俺も殴りに行くぜ!」というお話です。

これだけ経済圏が拡がり、国家間の利害関係が複雑になってしまった現代において、日本のみでの安全保障というのは成立し得ない事は充分に理解できます。

言い方は酷くなりますが「お付き合い」での戦争参加もせねばならないのかもしれません。__個人としては到底承服しかねますが__

ただ、こと憲法に関わる内容については、閣議決定「ごとき」で弄って欲しくありませんでした。

これがまかり通るならば「解釈」という都合の良い道具でいくらでも憲法という法のガイドラインを歪めることが可能になってしまうのですから。

困った前例を作られてしまいました。
必要ならば必要なりの筋を通して欲しかったものです。

 

と思いつつ、なぜこうも事を急ぐのか?と勘ぐっちゃったりもするですよね。

集団的自衛権の行使を容認することで、何がどう変わるのか。
それは何を狙ってのことなのか?

そこが気になります。

それにしても、戦争は嫌だなあ。
直接の恨みも無い人達と殺し合うとか、考えたくないわー。

 



 

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