ゲーマー と 便乗ゲーマー
@goryugo さんから、こんなん言われました。
あまりゲーマー臭がしないけど実はすごいゲーマー@uma_blue
— 五藤隆介 (@goryugo) September 27, 2012
まあ、パズドラのやり過ぎなんですが、実際BeJeweled Blitz のときも酷いあり様だったので、あまり否定できない…。
ただ、私の中では「ゲーマー」ってのは、ちょっと特別な人達でして。
そこについては、やはり否定しておきたいんですね。
ゲーマー。
私は、「彼らは、ゲームに存在するロジックを引き出し、理解し、掌握できる人達」だと考えています。
ちょっと小難しい言い方をしましたが、要は「自分なりの遊び方や攻略を考え、実践できる人達」です。
私はどちらかと言うと、ゲーマーの人達が見つけたプレイスタイルをなぞって楽しむだけの「消費者」でして。
「ゲーマー」って言われると「ごめんなさい、そんなに凄くないんです」って謝りたくなります。
例えばパズドラについては、@goryugo さんや@donpy さん、@haruna1221 さん達が見つけてくれたルートに便乗しているだけなわけです。
言うなれば「便乗ゲーマー」とでも呼ぶのでしょうか。
ゲーマー と ゲーマー脳
私がこの様な考えを持つに至った理由は、学生時代の友人たちの存在が大きいです。
彼らはまさしく「ゲーマー」達でした。
一時期「ゲーム脳」とかいう言葉が、よく新聞などの俎上にあがりました。
あれは良い意味では使われていませんでしたが、私は「ゲーマー脳」というのがあると考えています。
これは「ゲーム脳」の様な批判的な意味ではありません。
ゲーマー達は、ゲームに限らず物事全般(大げさに言うなら神羅万象といっても良いでしょう。)について、非常にロジカルな分析を素早く、かつ感覚的に行います。
「ロジカルなのに感覚的?」と思われた方もいるでしょうが、これは矛盾する表現ではありません。
ある事象にアプローチする際、ゲーマー達はおよそ直感的にその取っ掛かりを得ます。
しかし、その後の攻略は冷徹かつ愚直。
考え得る手段と、その選別を徹底的に行います。
そして、その行動を支えているのは、理屈というより情熱や意地といった感情です。
かれらの脳は、それら一見すると相反するスタンスを同時に稼働させて、物事をクリアして行きます。
私はこれを「ゲーマー脳」と呼んでいます。
ゲーマー と ブロガー
さて、最近この「ゲーマー」に似た人達と多く知り合う機会を得ました。
「ブロガー」です。
私が「いいなー」と思うブロガーさん達は、漏れなくこの「ゲーマー」達と似ています。
自身の感覚や感性に従って周囲の物事を記事として捉え、それを徹底的にロジカルに練り込むからです。
しかも、それを楽しみながら。
そう考えると、私は学生時代も今も周囲の人間に恵まれているのですね。
それを我が身の肥やしと出来ているか否かは別として…。