inspired by 「きみとぼくと。」(やよこぶろぐ)
inspired by 「靴下とその内側に潜む悲劇」(R-style)
…
どうやら俺はここまでだ。
今まで世話になったな。
確かに…だいぶやられましたね。
でも、僕はあなたと離れるつもりはないですよ。
はぁ?!
何言ってんだよ!
俺はもう駄目だって言ってるだろ?!
これ以上一緒に居ると、お前まで巻き込まれちまう。
今なら、お前だけでも生き残れる。
次のやつと組めよ。
馬鹿なことを言わないでください。
いつも僕のことを『不器用なヤツ』って言ってたのは誰です?
そんな器用な真似、できませんよ。
いいからお前は次へ行けって。
こっちはその「不器用なヤツ」と、やっと離れられそうで清々しているんだ。
いきませんよ。
最期まで一緒です。
黙っていましたけど…僕もこの通りなんです。
ああ、なんてこった…お前まで。
って、うるせぇよ。
まだ大丈夫だろ。
いえ、僕も似たようなものですよ。
それに、もう独りはたくさんです。
だからって、自ら可能性を捨てることはねぇ。
お前は踏ん張れ。
駄目ですよ。
独りじゃ何もできないくせに。
ああ、もう好きにしろよ。
本当に不器用なヤツだな、お前は。
はい。
最期になって、やっと素直な言葉が聞けましたね。
悪かったな、素直じゃなくてよ。
そろそろ、迎えが来るかもしれねぇ。
最後だし言っておくか。
何です?らしくもない。
今まで、長かったような短かかったような。
不思議なもんだ。
楽しかったぜ、ありがとうよ。
やめてください。
最後まで一緒に居ますよ?
あぁ、わかってる。
みろ、そろそろ時間らしい。
まあ最後に色々話せて良かったぜ。
またな。
ええ、また。
今度は独りで残らなくても良さそうですしね。
経緯(いきさつ)
@yayoko さんのこちらの記事で噴いて。
@rashita2 さんのこちらの記事でさらに噴いたら…。
面白がった妻がこんなの書いてきて、もっと噴いたとゆー。 *01 掲載にあたって私も多少手を加えていますが。
全ての靴下をAにしても、そこにドラマはあるものですね。 *02たぶん違う
ちなみに「Aって何?」という方は、@rashita2 さんの記事を読んで下さい。
やよこぶろぐ » きみとぼくと。
R-style » 靴下とその内側に潜む悲劇
考えてみたら、これ、ウチのブログへの初寄稿記事なんだよ。
なんだかなー。