DRMフリー と 年間サブスクリプション
“O’Reilly が自社オンラインストアでの電子・紙書籍の取り扱いを終了” という、ちょっと信じられない(信じたくない)情報をTwitter で見かけました。
O’Reilly が自社オンラインストアでの電子・紙書籍の取り扱いを終了、全ての本にアクセスできる定期購読モデル(月額40ドル)に移行。小売での販売は継続するが DRM-free PDF はなくなる。 / “We're rein…” https://t.co/KrsNRKhwE1
— 無児の母 (@uasi) 2017年6月29日
定期購読のサブスクリプション型サービスに移行するとか。
DRMフリーなPDF(透かしすらない!)技術書を販売してくれる唯一と言って良い会社なだけに、個人的にはかなりショックです。
そして月額40ドルかー。
月に4,520円でO’Reilly 書籍が読み放題と考えれば、技術書1冊が3,000円前後する事を考えると充分にペイするのかなあ。
実際、1冊をじっくりというより複数冊をちょいちょいと拾い読みできる方がありがたかったりするし。
で、過去直近1年間にオライリーのebook ストアで購入した本を数えてみると、8冊でした。
1冊3,000円で概算すると年額24,000円。
今回のサブスクリプションを年間利用すると仮定すると4,520円 x 12ヶ月で年額54,240円。
少なくとも今の2倍は本を買うのでなければ釣り合いが取れませんね。
うーん…。
まあ、こういった計算は今と同じ様な知識の吸収しかしないという前提での話なので、サービスを利用して知識の摂取量を底上げしようという意志と計画がある場合は、あまり意味を持たないのですけれどね。
ともあれ、日本語で公式からストアに案内が出るまでは保留かな。
それにしても、オライリーの電子書籍販売スタイルは応援していただけに、この情報が本当になるならば残念です。
「新規に年間サブスクリプションで読み放題が追加される!」という話だったら素晴らしかったのですが。
世の中、ままならぬものです。