言語 と フレームワーク
Ruby でプログラムコードを書けたからといって、Rails でアプリケーションを組める様になったわけではない。
Scala を勉強したからといって、PlayFramework でアプリケーションを組める様になるわけではない。
フレームワークにはそれ独自の作法や勘所があり、それを理解していないと使えない。
確かに、いちからスクラッチでWebアプリケーションを作るよりフレームワークを使う方が遥かに楽に安定したものが作れますが、それは言語の扱いとはまた別の軸線上にあるのです。
例えば、日本語を苦労なく使えるからといって、いきなり本を1冊書けるわけではない様に。
なので「言語の勉強もひと通り済んだし、これでフレームワークを使ってアプリケーションを作れるだろう」という考えには、全力で「NO!」を唱えたい。
そんなわけで、Scala の本だけじゃなくて、PlayFramework に関する書籍も、もーちょっと増えてくれませんかね。
3年も前に出版されたこのあたり以降、ほとんど本が無いのですよ。
まあ、公式ドキュメントがやたらと充実しているので、そっちをちゃんと読めって話になるんですけれどね。